CL決勝

今年のUEFAチャンピオンズリーグの決勝はマンチェスター・ユナイテッドチェルシーイングランド勢初の同国対決となりました。
結果はスコアは1-1、PK戦によりマンチェスターUの勝利となりました。
まず前半の先制点。26分、前のプレーで鼻から流血していたポール・スコールズからのクロスをクリスティアーノ・ロナウドがヘディングでゴール左隅に叩き込みます。GKペトル・ツェフが一歩も動けず。いいゴールでした。
その後はエドウィン・ファン・デル・サールとツェフのスーパーセーブはあったものの、そのままマンUリードのまま前半が終わるかと思われた前半45分。マイケル・エッシェンのシュートをDFがブロック、その跳ね返りがリオ・ファーディナンド(確か)の背中に当たって軌道が変わり、そこに詰めていたフランク・ランパードのゴールで1-1に。マンUにとっては不運なゴールでしたが、これで試合の流れは一変します。
後半はほぼチェルシーペース。しかし審判はスローインコーナーキックマンUボールとことごとく宣告。
よく考えたらそんなに危ない場面はありませんでしたが。ドログバの振り向きざまのポスト直撃シュートくらいで。
後半終了間際、ライアン・ギグスが投入され、クラブ最多出場記録を塗り替えます。
しかしその甲斐もなく延長戦に入っても決着はつかず。延長後半終了間際にはドログバテベス?の顔を張って一発レッドで退場するなど、チェルシーにとってはイヤな雰囲気に。
そしてPK戦。先攻はマンU
マンU3人目のロナウドがツェフに止められ、終わったかと思われたチェルシー最後の5人目。これを決めれば悲願のCL初優勝が決まるシュートは、ファン・デル・サールが届かないゴール右へ…外れました。
キッカーのジョン・テリーが雨で濡れたピッチに軸足の左足を取られて転倒していたのでした。雨の作るドラマ。
そして7人目。マンUはナニが決め、チェルシーのキッカーはニコラ・アネルカ。蹴ったボールは左へ。それをファンデルサールが止め、マンUPK戦6-5で勝利しました。
最後がPK戦だったのはリバプールミランに追いついた3年前と同じですよね。PKは仕方ない。後半はチェルシーのぺースに見えていたし。サッカーとは最後まで分からないものですね。

さて、これでマンUが欧州王者としてクラブW杯に来ますねー。
こうなるとロナウドには移籍してほしくないなぁ…w