未来日記 4 嵐の前のなんとやら…

未来日記はトンデモ要素・ハッタリ要素が多分に含まれる漫画で、この手の話はインフレ起こしてナンボなのに何地味になっとんじゃ」

確かにあのコイントス対決は地味です。
今回の対決が地味だったのは秋瀬VS日向という、由乃を介さない「日記所有者VS非所有者」という構図で話を作ったことが原因ではないでしょうか。
今までの大暴れの中心にいた由乃を今回中心に置かなかったことで非所有者でも頭脳と運があれば所有者を倒すことができる、とう情報を植えつけておきたかったのかもしれませんね。


それが4thによって「容疑者」とされ、非所有者である警察とも戦わなければなくなるという次巻以降の展開に関係するのかも。


知略と組織力で次第に包囲していく4th、そしてそれを由乃「警察?そんなの関係ねえ!ちょろいっ!」って感じで爆発してなぎ倒していくとか…


…いやまぁこれは完全に妄想なんですが。本誌でどのくらいまで進んでるとか全くわからないので。
とにかくこの地味さには何か意味があると信じたいです。
個人的には由乃を目立たせるための伏線だったらいいなと思います。



ここからは考えてたことです。ついでに。

まおの意味不明な行動

日向がまおの忠告どおりにユッキーと由乃の日記を持っている時に壊してしまえば、完全勝利でした。しかし日向はそれをしなかった。無理矢理壊せばよかったのに。
逆に日向が飼育日記で秋瀬を殺そうとした時に止めたのもまおでした。
さらに勝負に負けて無理矢理日記を壊そうとして由乃に刺されてしまいました。
…何したいんだまお。

日向の敗因

日向の敗因は「信じる」「信じない」が混在してしまった気持ちのゆらぎのせいかと。

  • 父である10thを信じる→10thの代わりに危険を冒す。
  • 「負けない」というまおの言う事を信じる→ユッキー、由乃を殺すことができない。
  • 「壊せ」というまおの言う事を信じない、無差別日記を信じる→秋瀬に負ける。


裏目に出すぎだろう。

10thの目的

もともと勝負の前提が秋瀬の未来日記「奪う」ことでした。
10thは秋瀬の存在を知り、すぐ近くにいるにもかかわらず飼育日記によって殺すことをしなかった。
殺さずに、娘をけしかけて日記を奪い何をするつもりだったのか。
それはもう分かりませんが。